自分の気持ちに嘘は付けん

やっぱり・・・俺・・・走る事が好きなんです

2017_notohantou_suzu_ultra_marathon

 

 H29.10.15() 石川県珠洲市、輪島市にて開催!!

 

 2016年 ランネット大会評価 ウルトラマラソンの部 3位 と言う、参加ランナーがここまで評価している大会。

 

 大会テーマは、
 「心はひとつ、道は厳しく、人にやさしく」

 

 参加の決め手は、能登半島すずウルトラマラソン ホームページにある、実行委員長の挨拶文。
 「今年はもうウルトラは無いな」と思っていましたが、「これは出ないと」と気持ちが切り替わりました。
 それ位、心が動いた文章。

 

 実行委員長の挨拶文にあった「引き続き、本大会が全国の皆さんと能登の人間が年一回、最高の思い出を互いに作っていける大会になるようにさらに精進する次第です。」
 この文章が一番心に響きました。
 私はウルトラのエントリー大会が無く宙ぶらりん状態でしたが、エントリーした事によって、走る事に対し自分の気持ちがどうなのか再確認したいです。
 再確認するには最高の大会だと思っています。
 そして、今年、今大会でしか、そんな思い出を私も作っていきたい。

 

 私は100km(実際は102kmのコース設定みたいです)にエントリー。
 完走率7割以上を目指している大会、リタイアして足引っ張る訳には当然行かない訳で。
 迷惑はかけられん。
 全然と言って言い程、走り込んでいませんが、脚引きずってでも完走します!

 

 

 (H29.9.3に上記作成 懐古録は大会終了後、このページに記載します)
 H29.10.29 懐古録出来上がりました。

 

 

 

第6回 能登半島すず ウルトラマラソン 懐古録

 

 前日の土曜日、ゼッケンを貰いに珠洲市へ向かう途中の事。
 車で移動してから4時間ほど経過、左手に日本海が。ちょっと波が大きいみたい。

 

 海を眺めにサービスエリアに車を停め、階段を上がれば目の前一面海が広がっています。
 近くまで行き、砂浜の雰囲気を確かめる方、海をバックに自撮りする方、ベンチに座り込んで話されている方、そして何も言わずにただ目の前の波を見続ける私。
 能登に来るのは久し振りですが、こんなにじっくりと能登の海を眺めるのは初めてです。
 まだ悩んでいる自分がそこに。

 

 出ると金曜日に決めたのはいいものの、明日どうしようかな・・・。

 

 もう引き返せない所まで来ちゃったし・・・・・・。

 

 練習不足に脚の怪我・故障、不安要素しか無い状態での大会参加はどうなのか・・・。

 

 日本海だから波が高いのかな、これって。

 

 気持ちは前に行っているけど、体がついてこれるのかどうか・・・・・・。

 

 走るのは止めて、応援だけでも今回は良しとしておこうかっ!

 

 けど大会スタート前までは時間があるので、それまで参加可否は猶予されているし・・・。

 

 さっき金沢辺りで昼ご飯食べれば良かったな。お腹めっちゃ空いた・・・・・・。

 

 今の状態を考えると、スタート5分前に出走取消でも良い訳だし・・・。

 

 頭の中で色々な感情や思いが巡ります。
 ただ時間が過ぎるばかりでした。

 

 「もう行かないと間に合わないな」

 

 運転に集中して珠洲市へ向かいます。

 

 ラポルトすず到着。
 頭ゴチャゴチャのまま、ゼッケン引換書等入った封筒を手に、中に入って行きます。
 明日走るんだろうな、という方々があちこちにいらっしゃいます。
 私は迷いながらも受付け場所に到着、いつも受付けは緊張します。

 

 ゼッケンに参加賞Tシャツ、大会プログラムやドロップバックに日本製粉のパスタ等を受け取りそそくさとその場を。

 

 「明日、頑張って下さい」

 

 の声に軽く会釈をし、早々にラポルトすずを出ます。
 いろいろブースが出ていましたが、きちんと見る事もしませんでした。
 貧乏性なのか、長居するのがどうも苦手。

 

 

 輪島市に戻り宿泊先へ。
 落ち着いてから、参加賞Tシャツの袋を開けて見た途端、一人で声を出して大笑い。

 

 ちょっとおっさんが着るには、可愛らしいイラスト過ぎて・・・・・・けどね、笑った事で心の中で引っ掛かっていた何かが取れました。
 最近、走る事に関して笑い方を忘れていた様な。そんなにシリアスにやってても仕方が無い。
 で、結局はこうなる訳です。

 

 「なんとかなるよ」

 

 そうと決まれば、明日の準備。
 参加賞Tシャツにゼッケンを付けて、荷物整理。
 なかなか良いTシャツじゃないですか。ゼッケンが良く映える^^
 さっさとご飯、お風呂と済まし寝る体勢に。右膝・右太腿に冷湿布を貼り付け、右に左にゴロゴロ、枕の位置を微調整しながら、いつの間にか寝てました。

 

 

 2時50分起床。予定していた時間に起きたけど、ちょっと遅かったか。
 シャワー浴びたいけど、それは無しにして、着替えて昨日行ったラポルトすずを目指します。

 

 昨日車で走った時に、ゲン担ぎの牛丼屋は無さそうなので、ここを逃したらおそらくもう無いであろうコンビニで朝食調達をし、食べながら向かいます。
 もう参加するのは決まっているので、引きずった様な心のわだかまりみたいな物は無し。

 

 「どうしても完走だけはしたいよなぁ」

 

 左を見ると夜の海ですが、何も見えないし、危なっかしくてずっと見ている訳にもいかないし。
 おそらく参加される方々なのかな、車のライトが遠くに点々と。
 私も後を追って走ります。

 

 実はここ、コースの一部だったのは実際に大会で走って気付きました。
 知らない内に、コース視察してたと言う事ですが、この時はそんな事解らず。
 この時は、

 

 「・・・これ、間に合うのか」

 

 こればっかりです。
 まだ頭がはっきり起きていないのか、時間の感覚がおかしい。
 夢心地って言うんでしょうか。

 

 けどこれから日常を抜け出して、少し非日常の時間を過ごす事が出来る、楽しいし幸せな事です。
 今回はどれだけ楽しい事が待っているのかな。

 

 登り降りを繰り返しラポルトすず到着!
 大会会場の珠洲健民体育館行きのシャトルバスに乗り込みます。

 

 「いやぁ、皆強そうだ・・・」

 

 これから一緒に走ると思うと、ワクワクしてきます。
 当然って言えば当然なのですが、走る方の体型って皆バラバラですよね。細身の方もいれば、中肉中背の方、ガッチリタイプの方まで本当様々。
 けどどんな体型であれ、100kmは走っちゃうんだから。
 自分次第、前に進んで行けばなんとかなる、こういう所も面白い部分の一つかと思うんです。

 

 珠洲健民体育館に着きました。
 少し雨がパラパラと。確かに雨の予報だったはず。昼間はどうなるのか、そして寒くなるであろう夕方はどうなのか、少し気にはなるけど気にしてても仕方ない。
 体育館に入って着替えを。中に入ってすぐに反射たすきを貰いました。場所を探してさっそく着替え。
 と言っても、上着1枚脱いでゼッケン付けた参加賞Tシャツに手を通すだけです。

 

 そしてここから両足首にテーピングを。練習不足で筋力が低下しているのと、両足首の側靭帯が伸びてて、着地が上手く定まらない時があるのでガッチリ固定を。
 ここは少し慎重に。テーピングの切り取る長さにも気を払って足首の固定に集中します。
 終盤になればなるほど、身体の状態が気になる性格なんです。

 

 最後に頭にヘッドライトを付けて完了。
 荷物を預け外に・・・トイレ行っとこ。
 外に出ると人で一杯!左側を見ると、スタート地点で更に凄い人!!テントで振る舞われていた眠気覚ましのコーヒー頂きました。温ったかいわぁ〜♪

 

 

 そして開会式。
 挨拶で参加者の8割しか完走メダルを作っていない、8割以上完走されると困るとの事で。
 なんかね、こうやって腹割って話してくれるのって、潔いと言うか、もう気持ち良くって^^
 そしてこの和やかな雰囲気が凄く良いです。

 

 

「俺、走る事にして良かったかもしれん」

 

 いやぁ、何かこの雰囲気良いわぁ〜^^
 何だろ、人それぞれかもしれないけど、私にとってはこれから走るって感じじゃなくて。楽しく行ければそれでいいじゃない、って言う凄く楽観的な感じ。

 

 3回エイ・エイ・オー、の掛け声を、何故か私3回目、軽くあごがしゃくれてボンバイエみたいになっちゃったけど。まぁ誰も見て無さそうだしいいかっ。
 そしてこの後、本当すぐでしたねぇ。
 間髪入れずと言うのか。

 

 5時00分、第6回 能登半島すず ウルトラマラソン スタート!!

 

 60kmと100kmの2部門同時スタート。685名で能登半島満喫です♪

 

 運動場の坂を登ってから右に、ロードに出ます。解ってはいた事なんだけど、右膝が鈍痛。まぁ、体温まれば膝もほぐれて痛みも軽減してくるんじゃないの、と軽く考えて遅めのペースで・・・今回もストップウォッチ機能やGPS捕捉などの機能が全くない、時間しか解らない時計。
 だから、遅めのペースって言っても体感です。
 けど相当遅かったはず。だってバンバン抜かれていきました。

 

 「ちょっと速くない?60kmの方々かな?」

 

 ヘッドライトしているので見ると、60kmの方がいれば100kmの方も。
 このコース、走りやすいのかな?私は初コース、何も解らずに足元照らして淡々と。
 肌寒かったのが、徐々に温まってきました。けどまだ身体がスゥ〜っと軽くなる感じではなさそうです。

 

 本当は暗いながらも、皆さんのライトのお蔭でぼんやりと道路は明るいです。
 軽く脚運んで、身体が行ける状態になるのを待ちます。
 やっぱり右太腿や右膝がちょっとどうなのかなぁ、と思う所もあったのですが、もう始まっちゃったし後には引き返せない。
 まだ始まったばっかりだし、見附島も見てないんだから。

 

 段々と明るくなって来ました、と同じ位かな?道路の反対車線から猛スピードで走り去っていく方々が。
 トップランナーです。恐ろしいスピードだな。あのスピードでガードレールにぶつかっていったら、飛び込み自殺と間違われるんじゃねぇのか?って位。凄いわ。

 

 ここで私が参加したもう一つの目的が。私、脚は滅茶苦茶遅いですが、楽んでる雰囲気だけでも皆さんに伝えられたら。

 

 「ナイスランです」
 「ファイトォ〜」

 

 とすれ違うランナーに声援です。

 

 「頑張れ〜」
 「ありがとう〜」

 

 と向こうからも声援が。

 

 「ありがとうございます」
 と返します。

 

 トップクラスの方々、皆さん優しいですね。
 鬱陶しいがられてもおかしくないのに。

 

 しばらく声援を送っていると着きました、見附島♪

 

 ここで反射タスキとヘッドライト回収。
 水等補給します。

 

 「あれっ?塩の粒大きくないですか?」

 

 「これ珠洲の塩、ここで作った塩だから」

 

 こんなに粒が大きい塩だったんだなぁ。一舐め・・・凄く味がしっかりしてる!!ほんのり苦みを感じる様な。
 これだけしっかりした味なら、山菜の天ぷらとか、刺身の端に少し付けて食べても旨味が増すんじゃないのかな。
 これからのエイド、ちょくちょく塩貰おっと♪

 

 そして先を見ると、海の中にどでかい岩が・・・

 

20171015_notohantousuzu_mitukejima

 

 「・・・これが見附島かぁ」

 

 別名 「軍艦島」。周りには何も無いのに、この岩だけボコンッ!と飛び出てるんです。

 

 これはどっちなんだろう?
 島みたいなのが波で削られていって今の形が残ったのか、段々と岩が隆起してきて今の形があるのか。
 うん、良く解らねぇ。

 

 しかし凄いよなぁ、ちょっと感動。一瞬にして観光になっちゃったよ。

 

 そして近くで「カンッ!カンッ!」と音が。
 「縁結びの鐘」。
 皆さん鐘鳴らされてます。
 私も鐘を一つ「カンッ!」と。

 

 何故か「あのぉかぁ〜ねぇ〜をぉ〜、ならすのわぁ〜、あなぁ〜たぁ〜」
 ちょっと声似せて歌っちゃったよ。

 

 ここから折り返し、来た道を戻ります。
 ここでも声援続行!

 

 あんまりやかましいと前後で走られてる方鬱陶しいかなぁ、と思いつつも続けます。
 これ位しか出来ないし。これで少しでも気持ちが和らいでくれる方がいてくれるのなら。

 

 ふと前の方のゼッケンを見ると同県、これは解る、しかも同じ市の方!!

 

 「○○市からですか!」
 「ええ、そうです」
 「私も同じ〇〇市からです」

 

 そんな挨拶からしばらく話しました。
 けっこう走られてる方みたいで、同じ市でも私が知らない事を沢山教えて頂きました。

 

 すずウルトラマラソンのゼッケン、参加県と市が解る様になってますがもう一つ。
 年配の方から番号順になっています。
 私より番号後の方が結構目につきます。

 

 「もう年取ったんだなぁ俺も」

 

 これだけ年取ってきたんだから、そろそろ落ち着かないといけないのかな・・・。
 ・・・なんか、らしくないね。
 こうやって声出して応援して、自分のペースで先を見て走って、景色を見て癒されて、美味しい物は美味しいと素直に言える人間でずぅ〜っといたい。

 

 話し込んでいると、同県の方が二人。挨拶して走っているとまた一人同県の方が。
 同県で走られてる方は、前日貰った大会パンフレットで60km、100km合わせて11人、それがあれよあれよと言う間に同県の方が7人一緒に走ってました。
 思わず、

 

 「県人会ですね(笑)」

 

 あと4人集まれば龍でも出てくるんじゃねぇか、と思ったり。

 

 これだけ同県の方が固まるとちょっと面白くて。私が今まで走って来たウルトラでも、これだけ同県の方が固まって走るってのは初めてで。
 そして隣県の方も加わり、ワイワイガヤガヤしながら走ってました。
 いやぁ、ミラクル!これは楽しいわぁ^^

 

 なんだかんだで60kmコースの同県の方とお別れ。
 私も身体が温まって、血栓が取れたみたいにスゥ〜っと身体が軽く感じたのを前に感じてました。
 お先に行かしてもらう事に。
 それといつ脚に痛みが走り続けるか解らない、右膝が悲鳴を上げない内に前に進んでおこうと思いました。

 

 ここら辺からかな?そこまできつい傾斜じゃないですが軽く登ってます。ここから八太郎峠、ベタ足でゆっくりゆっくり登っていきました。
 周り見ても皆さん走られてます。皆さん走り方が綺麗です。
 ふと、すずウルトラマラソン参加される方、レベル高い方が多いのかもしれないと思いました。

 

 ここで私の中に一つ引っ掛かる事が頭をよぎります。
 後半にドンッ!ドンッ!っとアップダウンが二つ。それまで脚持ってくれるかな?ここはもっと抑えて行った方がいいんじゃないのか?後で泣き見そうな気がしないでもない。

 

 そう思っていると登りが終わって下り始めました。
 と思ったら、上って・・・下って・・・また登って・・・・・・なんだここ・・・じわじわ脚に効いてくる感じ。
 そして長い下りに入りました。

 

 途中でエイド、おにぎり頂きました♪
 やっぱり米が美味い!!何個か貰って腹ごしらえ。けど食べたの3個位じゃないのかな?はっきり覚えてないです。

 

 十分お腹が満たされたら、軽く登りとフラットな部分にまた下りと。
 軽く汗かいてます。また塩まみれになりそう。

 

 そういえば今回ウエストポーチに入れてるのは、
 スポーツようかん×1
 梅丹(めいたん)×1
 のみ。

 

 本当は補給食いらないかなぁと思ってましたが、何か甘い物が食べたくなった時と、刺激が欲しい(本来梅丹は刺激が・・・とかって補給する物じゃないんですけどね)時を考えて。

 

 73km地点に置けるドロップバック、今回は何も預けずです。
 大体着替えないし、補給はエイドで十分足りると判断しました。

 

 そしてまだまだ続く長い下り、

 

 「これは膝に来そう」

 

 膝に着地衝撃がなるべく掛からない様に、脚を後ろへ後ろへと逃がす感じに。
 これだとスピード乗りそうですが、膝を後半まで持たすのなら、ここはあえてブレーキ掛けずに行ってしまった方がいいと判断しました。
 スピードにブレーキかけて抑えようとすると、膝もなんですが足首にも負担がかかりそうで。

 

 下りの途中だったかな?
 エイドでオロナミンC頂きました^^美味いわ〜♪
 オロナミンCの瓶持ってるだけで、元気になれるから不思議。あの瓶の形と付いてるラベルには魔法が掛かってるな。

 

 そしてまた登ってと・・・おそらく舟木谷峠の入口。
 さすが初コース、体感した事無いコースはこの先どうなってるのか全く未知数。

 

 けどこれだけ走ってても、道に石や枝、ゴミがないんです。
 おそらく、と言うか地元の方が大会のために道路清掃しているのは間違いない。
 ありがたいです。石や枝を踏んで足挫く心配は全く無し。

 

 そして2回目となる長い長い下りへ。
 これを下ればちょっと一息つける・・・やっぱり下りばっかりじゃないのね。
 登りかフラットな箇所も時折あります。

 

 「これ・・・完全に後半ズタボロだな」

 

 調子こいたかもしれん、もうここで後半どうなってるのか予想はつきます。
 右脚引きずって歩いてるわ。

 

 そして舟木谷峠終了。
 生活感のある道路へ出て来ました・・・ちょっとおかしいかな、この言葉。

 

 実際どうなのか解りませんが、峠ってあまり地元の方でも使われていない道路のイメージが。
 雰囲気と言い肌で感じますよね、この道路が生活に密着しているのかどうかってのは・・・また言葉おかしそうだな。

 

 しばらく走っていると、運動場みたいな所で消防車や人が結構います。
 ちょっとここで、トイレ借りる事に。

 

 「マラソン大会?」
 「はい、そうですよ」
 「何km走るの?」
 「102kmです」
 「えっ!102km!!」

 

 うーん、知らない人もいるんだな。
 私の前には大勢の方が走り去ってるはずなのに。
 お礼を言い、コースに戻ります。

 

 そういえばここまで何人の方に声援を送ってきたんだろう・・・声援し過ぎて軽く声かすれちゃってるし。

 

 これが今大会走る目的の一つだったしね。
 私自身走る事も好きなんだけど、頑張って走ってる方を応援するのも好きなんだなって近頃気付きました。

 

 険しい表情で走ってたり、楽しそうに走ってたり皆バラバラなんだけど、目指すゴールは一緒だから尚更感情移入しちゃう。

 

 声援送ってると、前後の方から、
 「元気やな〜」
 って笑いながら話掛けたりしてくれました。

 

 ねっ♪笑顔になってくれた方がここにも一人。
 きつくて塞ぎ込んでたり、辛い顔して走ってるよりかは、笑顔を見る方がこっちも笑顔になってくるし、気が楽になる^^

 

 

 そしてエイドが見えて来ました。
 見ると・・・・・・カレーライスじゃないっすかぁ♪
 早速一つよばれる事に・・・美味いよねぇ。
 水も貰って一口。

 

 カレーって水飲んで、微かに辛味や旨味が舌に残ってるのが良いんですよね。
 おかわりしがっつきます。堪らんなこれ^^♪
 美味しい物食べても笑顔になるしね。

 

 「ごちそうさまでした」

 

 十分お腹も満たされて先に進みます。しかし食ったな、美味かった!!

 

 ここから少し狭い歩道の道路を走ります。
 すると向こうから・・・あの魚の被り物はっ!
 やっぱりそうだよっ!!

 

 「あっ!〇〇ちゃ〜ん!!」

 

 いやぁ、まさか会えるとは思わなかった。
 このウルトラの世界では有名な方。いやぁ嬉しかったです。完全にミーハーになっちゃったもんなぁ。
 軽く挨拶して別れました。

 

 道路を渡ってなかなかの登りを登って行きます。
 なんだろ・・・峠の登りよりも傾斜がきつい様な。

 

 声援しながら登って行くと、先に折り返し地点がありました。
 そしてここ、第1関門 千牧田(45km地点)スタートから6時間20分で関門閉鎖となってます。
 ここは無事に通過しました。
 実は関門に関しては、事前にしっかり覚えてきてないんです。
 それよりも走れるかどうか、だったから。

 

 登って折り返せば下りになる訳で。
 ここで登って来る方に声援を送りながら、身体の状態を確認してました。

 

 腕、背中、腹、脚、膝、足。
 まだ大丈夫みたい。
 60kmまではなんとかなりそう。
 それ以降は全く読めず。
 感覚的に終盤ボロボロにはなってる感じがするので、行ける時に行っておく事に。

 

 そして来た道を戻って来たと言う事は・・・・・・カレー食べたエイドに戻って来ましたぁ♪
 よしっ!またカレーが食べれる!!

 

 まずは1杯、前にカレー食べてから軽く走って来たからあっと言う間に完食・・・もう1杯欲しい・・・。
 そして1杯・・・物足りない・・・。

 

 「このわがままは通るだろうか・・・」

 

 エイドスタッフの方に、

 

 「すみません。ご飯大盛りって出来ますか?」
 「出来るよ」
 「あっちで作ってるから、向こうで聞いてきて」
 「ありがとうございます^^」

 

 と言う事で向こう側と言われた方へ行き、カレー食べ終わった空の容器にご飯大盛りにカレールー少な目(なんでかって?カレールー溢れるから(笑))を2杯。
 普通盛りと大盛りの写真撮っておけば良かったな。 
 ご飯、カレールー、ご飯、みたいな うな重 松みたいなご飯で鰻挟んでみました、そんな感じに見える。

 

 

 ・・・・・・ええ、知っていましたよ。

 

 

 大会パンフレットに「エイド提供物が不足することがないよう、ランナー同士が節度を考えながら、補給しましょう。」

 

 この文章、前日目を通してます。
 しかも何度も。
 食べ物に敏感な私、この文が載っているページはこれでもかっ!って位、見直しました・・・。

 

 

 ・・・・・・だって、カレー美味いんだもんなぁ〜。

 

 

 実は、大会事務局に尋ねてみたいんです。
 「エイドのカレーはランナー全員に行き渡ったんでしょうか?」と・・・

 

 「今回は堪忍しておくれやす〜!!」
 ・・・多分、何を言っても無駄だな・・・

 

 ごめんなさい!調子乗って食べ過ぎましたっ!!

 

 カレー計6杯(大盛り2杯)、
 ちょっと引かれてる感じがして、

 

 「いやぁ、カレー5杯食べちゃいました、ごちそうさまでした」

 

 とちょっとここは1杯ごまかして、大飯喰らいは5杯しか食べませんでしたよ、アピールしましたが・・・・・・5杯でもドン引きされた(笑)
 まぁここまで食べる方いないよね。食べるのも楽しみの一つだから♪

 

 ・・・もう食っちまったもんはしょうがねぇ、先に行くよっ!!

 

 エイド出発、すれ違う方々に声援しながら進みます。
 と言っても来た道を戻るので、どんな感じなのかは解ってます。

 

 先程運動場みたいな所におられた消防隊員の方々に、
 「頑張って下さいっ!」と応援されたり。

 

 そして舟木谷峠に戻って来ました。
 登りが足裏に響く感じ。痛みは出ていないのでそのまま登って行くのと同時に、声掛けを。

 

 途中「最後尾」とステッカー付いてる大会車両とすれ違いました。車両の前を走られてる方関門間に合うかな・・・。
 皆でゴールしたいですよね。

 

 峠終わる頃、ちょっと両足首が固い。と言うか鈍痛。

 

 「膝じゃなくて足首か・・・・・・」

 

 テーピング失敗したかな?いや、いつもの処置の仕方だから間違ってはいないはず。
 下りの着地で負担大きかったかもしれません。
 練習らしい練習、ほとんどしていなかったしね。

 

 峠は終わり、エイドで確認。
 私は脚に違和感ある時は、じっと立ったままの態勢で痛みを感じるかどうかで判断。

 

 「・・・両足首、やっちゃったなぁ」

 

 これで太腿と膝にも痛みが走り出したら・・・いや、完走だけはしたいっ!!

 

 フルーツ頂いて走り出します。
 ここで体冷やす訳にはいかない。
 この先は海が待ってるので海風が、そして夕方にはもっと冷えてくる。身体を動かして温め続けないと。

 

 

 走り続けてるとエイドが見えてきました。
 テーブルを見ると、パスタが一杯♪

 

 一つ貰って頂きます。
 あぁ〜美味いわぁ〜♪
 けどカレー食べ過ぎちゃったなぁ。6杯いってるから。まだお腹に残ってるもの。

 

 「・・・・・・食えねぇ・・・・・・」

 

 パスタがお腹に入っていきません。もう一皿・・・の手が伸びない。
 日本製粉さま、エイドスタッフの方々、すみません。一皿で終わりにします(・・・いや、一人一皿が基本だから。根本的に考え方間違ってるんだろうけどね)。

 

 そしてここ、第2関門の曽々木(58km地点)スタートから8時間20分で関門閉鎖となってます。

 

 パスタに後ろ髪引かれる形でエイドを後にします。

 

 「・・・俺のミートスパが・・・」

 

 

 気を取り直し走ります。
 もう左を見ると、日本海♪

 

 ザッパ〜ン!!「よっ!日本一!!」と叫びたくなるくらい。
 いやぁ、良いわぁ海って。ちょっと童心に帰ります。まだまだ走っても走っても横見れば海が見えるんだもの。

 

 けど心とは裏腹に、両足首には間違いなく限界が来てました。
 急に襲う右足首の激痛!!

 

 単なる練習不足、足首の筋力が低下している証拠。
 それとも右太腿と右膝、知らず知らずの内にかばってたのかな?

 

 さぁここからどうするかをまた考えないと。

 

 現時点で前に進む方法、左脚を前に置きに行って着地の衝撃を左に大きめに、右足をすり足気味に軽く振って身体の真下に置きに行く感じで。
 左右のバランスは間違いなくバラバラ、これで残り距離行き切れるとは思っていないけど、今はこれが最善の方法、と言うか前に進まなきゃ終わらない。

 

 コース途中トンネルがいくつか。
 トンネル前には誘導員の方がいて、誘導してくれています。トンネル内は片側1車線。

 

 「ありがとうございます。お疲れ様です。」

 

 誘導員の方、海風で寒いと思うんですよ。しかも立ちっぱなし。
 綺麗なトンネル内の道路を踏み締めます。

 

 この時期、珠洲市では奥能登国際芸術祭 珠洲 を開催されていまして、市の各地で展示されています。
 国際芸術祭、当然これを目当てに来訪されている方もいる訳で。

 

 視覚から何かを感じ取ろうとする皆さんが沢山、感性はおそらく鋭い物を持っている方々だと思われる訳で。
 奥能登国際芸術祭 珠洲に車で来訪された方々には申し訳ないですが、今日だけは・・・

 

 「トンネル1車線、ウルトラで独占!優越感に浸らせていただきまぁ〜す♪」
 (あぁ〜あ、前の文章ぶち壊しだこれ)

 

 トンネルを抜けるとそこは・・・まぁ横見れば海ですよね。
 そんなに景色ガラっと変わる訳無い。

 

 この辺り、前後にランナー見えますがちょっと離れてます。
 ここで歌って、観光気分。

 

 何故か、北島三郎の「まつり」を歌ってたり(笑)
 「これぇがぁ にほぉん〜のぉ〜 まつりぃ〜だぁよぉ〜」ってな。
 たまに思うんです。「日本人は演歌だねぇ〜」って。ここで演歌のチョイスは目の前に広がる日本海のせいだな。

 

 

 そしてその時は急に来ました。
 両足首に激痛と鈍痛、もう痛くて何がなんだか解らない。
 不慣れなフォームでペース上げちゃったかな?

 

 「なんでこうなった?」

 

 歩くのも苦痛。
 ちょっとこのまま進めるのはマズいと思い、コースを外れて空地で横になり、足を上に上げて、つま先の血液を心臓へ。
 しばらく回復を待ちます。10分位経過したでしょうか。

 

 立ち上がって状態確認。何とも言えないけど、行けそうな気がする。
 しかし完全に身体は冷え切りました。あちこち固まった様でぎこちない。
 走り方は継続、まずは体を温めないと。

 

 「いやぁ〜、練習不足だな、これ」

 

 しばらくして道路から右に入って行くと、遠くではっぴ来た方が見えます。
 良く見ると中学生くらいかな?演奏してる。

 

 「頑張って下さい」

 

 と応援受けて、

 

 「おじちゃん、限界だ、限界!!」

 

 と答えたら笑ってくれました。
 良い笑顔です^^

 

 実際、限界だったんですけどね。
 左脚を前に置きに、右足をすり足気味で体の真下に置きに行く、この走り方は足首の痛みこそ走りませんが、今の私には負担が大きい。
 さっき急に痛みが走ってビックリしたし。
 この先どうするか考える前に腹ごしらえを・・・

 

 「味噌汁だぁ〜、いただきます」

 

 温かいし、身に染みるぅ〜♪
 おにぎりも頂きました。これがまた美味いっ!!

 

 トイレに行き、またおにぎりと味噌汁をおかわり。
 いやぁ、美味いわぁ〜。
 完全にカレーとパスタは消化されたな。
 おにぎり3個、味噌汁2杯でごちそうさまとなりました。

 

 そしてここ、第3関門 自然休養村エイド(73km地点)スタートから10時間10分で関門閉鎖となります。

 

 「ここから何だよなぁ〜」

 

 遥か先に未体験ゾーンの登りが。
 一息入ったしどうにかなる、と思い走り出します。
 道路に戻って、はっぴ来た子供達とハイタッチ♪

 

 一息入ったし、ちょっとここで走り方を戻す事に。行けそうです。

 

 横を見ると塩田が。
 エイドで提供されている塩、珠洲の塩と言う事で。
 と言う事は、ここで作られている塩なんですよね。

 

 昨日も見たけど、車で通りすがら見ただけだから、こうじっくり見る事は初めて。
 昔からここで塩作ってるのかぁ、とか色々思いを巡らしたり。
 確かに美味しいんです、エイドの塩。

 

 「帰り、買って帰ろうかな」

 

 人間、ご飯と塩で何とか食べれるから!
 けどこれ続けてると、脚気になるからっ!!

 

 走り続けて前に走られてた方に挨拶を。
 遠方から来られてる方なんですが、今は単身赴任らしく、本来は中部地方に住んでるとの事。
 トライアスロンがメインみたいで。
 そう言えば、能登ってトライアスロンの大会有ったような・・・。

 

 あれこれ話し込んでると、応援する方が。聞いた所、家族の方みたいで。
 明日単身赴任先に戻るって事だから、今日は走り終わって皆で美味しい物食べて楽しまないと、ねっ^^

 

 ペースが速いのでお先に行ってもらう事に。
 そして一人でお気楽走。
 あれだけ痛かった足首は一体何だったんだろう・・・思考回路が時々止まってる感じもしてきました。

 

 そしてまた違う方に挨拶を。
 このウルトラの世界って広い様で狭いのかな?
 夜叉ヶ池伝説マラニックの役員をされてる方。凄い方が走ってるなこの大会は。
 あれこれ話していると、あのワールドクラスの方とお城巡りマラニック(確かこんな名称だった様な)とかされてる方みたいで。
 私にとっては尊敬と言うのか1ファンの存在。

 

 「気さくな人やよ」

 

 と聞きました。
 私はファンだから、ひいき目で見てもそう思います。夜叉ヶ池で見た優しそうな感じが印象的でした。

 

 先に行って下さいとの事で、お先に行かしてもらう事に。
 遠くを見ると・・・見えてるんですよね、上り。

 

 「椿峠、なのかな?」

 

 遠くだった登りが近ずいて、そして目の前に。走って・・・無理だな、歩いて上がる事に。
 周りを見ても走って登ってる方少数。
 私は歩きっぱなしで前に進みます。

 

 上りの途中、エイドが見えて来ました。
 ここでオロナミンCを頂きます。
 なんだろうな、この美味さは。

 

 ここで一つ勉強になった事が。
 それは、バナナに塩をちょこっと付けて食べる事。
 エイドスタッフの方に教えられて、恐る恐る食べてみると・・・バナナの甘味が引き立ってめっちゃ美味いっ!!

 

 「こんなバナナの食べ方があるのね」

 

 って、あまりの美味さにちょっと女言葉になっちゃったもんな(笑)

 

 ここで、エイドスタッフの中にどこかで見た事ある方が一人。
 おそらく・・・Twitterで選手を応援って見た事ある様な・・・その時は思い出せませんでした。

 

 トイレを借りてエイド出発です。
 やっぱり上ってるのね(・・・疲れ過ぎて女人化してきた)

 

 係の方に、

 

 「ラケット道路ってここですか?」

 

 と尋ねた所、

 

 「まだもうちょっと先です」

 

 との事で・・・まだまだ上るのかぁ、先は長いな。

 

 腕見ると、インナーの長袖にビッシリ塩が付いてます。
 スタートから何時間も経ってるから、そりゃ塩まみれにもなるわな。
 ドロップバックを置ける、73kmの自然教養村エイドで着替える事もしなかったし。

 

 「あぁ・・・ここか・・・」

 

 おそらくですが、目の前にラケット道路が。
 皆さん走っています。
 私もつられて走っています(笑)

 

 ふと右を見るとカメラマンの方が。

 

 そういえば、あちこちでカメラマンっていた様な・・・。
 私、外見見た目ちょっと威圧的と言うか恐い感じなので、あまり私が写ってる写真って見ないんです。
 何か自分の写真見るのも恥ずかしいな、ってのもあって。

 

 何気にピースサインしてその場を去りました。
 けどそのピースサイン、ちゃんとシャッターに収まったのかな?

 

 しばらく走ってから、歩きに変えました。
 走り続けて上れる気が全くしない!!

 

 上れば下り、やっぱり下りって楽だわぁ〜♪
 ここは重力に身を任せ、下ります。ブレーキ掛けて走れる状態じゃないんです。

 

 しばらくすると道の駅、そしてエイドが。
 誘導員の方が左に行け、との事で。
 どうやらエイドで補給出来るのは、戻ってからみたい。

 

 左に曲がりしばらくすると、このコースで1番傾斜のきつい坂じゃないのかな?
 これは走れないって!
 戻ってこられた、すれ違うランナーに挨拶しながら上ります。

 

 その先には・・・・・・

 

 いやぁ、良い景色でした♪
 最高ですっ!!

 

 広がる海、そして・・・

 

20171015_notohantousuzu_rokugouzaki_toudai

 

 禄剛埼灯台^^

 

 ようやくここまで来れたってのもあって、ちょっと泣いたもんな。

 

 見ると係の方が、

 

 「関門でぇ〜す」

 

 ・・・・・・ぶち壊しだな・・・・・・俺の涙を返せっ!!

 

 第4関門 禄剛埼灯台(86km地点)スタートから11時間50分で関門閉鎖となります。

 

 灯台をグルっと周り傾斜のきつい坂を下りる事に。
 上ってくる方に挨拶を。
 中には話しながら走られた方や、挨拶だけしかしなくても覚えている方もいたり。

 

 「なんだよ、速いじゃねぇかっ」

 

 って返事返って来る方も。
 けど、自分が1番解ってるんです。すぐに追いつかれて、抜かれますよ。

 

 この下り、太腿に膝、物凄い負荷掛かってるから。
 下りてエイドに着きました。

 

 テーブルに山菜能登丼が。
 1杯で終わりです。

 

 そして夢遊病者の様にフラフラとエイドから離れました。
 解ってたんです。
 右太腿、右膝、右足首、今は使い物になりそうもない。
 しばらく小屋にもたれて回復を待ちました。

 

 時間はたっぷり残ってるし、ゴールだけは何とかしないと。
 立ち上がって歩きますが、右脚が棒の様で重い。

 

 まずはこのまま歩いて身体が温まるのを待つ事に。
 もう夕方、海風が冷たく身体を冷やします。

 

 ここから歩いて走っての繰り返し、時折右脚が痛むので、その場で立ち止まったりする事も。

 

 「頑張れ〜」
 「大丈夫ですか?」

 

 とランナーの方々が。

 

 「ありがとうございます」
 「大丈夫です。ちょっと休みます」

 

 と返事しますが、頭も働かない様に。
 止まれば体が冷えて動きが重くなる、動けば痛みが走って止まる、これを続けていましたが、自分で決めた限界がここだったんでしょう、防火用水の上にコンクリートで蓋をした様な場所で横になりました。

 

 「このままじゃあなぁ」

 

 しばらくして起き上がり、歩いたり走ったりを繰り返しているとエイド到着。
 ここでとん汁、あったかな?
 すみません、よく覚えていないです。

 

 「・・・ようやく来たな・・・」

 

 走れない時間帯終了!!
 疑問符はついていましたが、右脚は何とか行ける所まで持ってこれました。

 

 前に若い方が二人並んで並走を。
 この二人、10km地点からちょくちょく見ていたんです。

 

 「いつも二人で走ってるね」

 

 と挨拶を。
 今回初ウルトラみたいで。初々しいです^^
 それから大会後、どうやって回復させるとか話が。

 

 私は、足裏・足首・ふくらはぎ・膝・太腿、痛みや熱持っているあらゆる所に冷湿布貼って横になってます。
 これが正解とは思わないですが、それよりも若い方に質問されたのがかなり新鮮で。

 

 (質問される年になっちゃったんだなぁ)

 

 とちょっとしみじみ。
 二人は、ペース落として行く事に。

 

 そして前に軽く会話した若い方。

 

 「行けるかぁ」
 「大丈夫ですよ」
 「もう歩いてでもゴール間に合うやろう」
 「いや、この先にまだ関門ありますよっ!」
 「マジでかっ!!」

 

 ここで初めて知りました。
 まだ関門あったのね・・・ちょっとペース上げて走る事に。

 

 ・・・ペース上げると駄目だな。歩きが入り、一息ついてまた走りに。

 

 そして、

 

 第5関門 本エイド(97km地点)スタートから13時間10分で関門閉鎖となります。

 

 残りの距離は約5km。
 毎度毎度残り10kmからの1km毎がまぁ長い事!!

 

 直線道路を走っていると、遠くに明るい場所が。

 

 「右脚、持ってくれたな」

 

 ゴールが近くに。
 ゴールから走られて声を掛けてくれる方も。

 

 珠洲健民体育館のグラウンドに着きました。
 が、グラウンドに下りる坂がちょっと堪えるな(笑)
 そしてゴール前にあるステップみたいなカーペット引いた段差、相当くるぞこれっ!!

 

 ゴールテープ、切らしていただきました。

 

 13時間42分33秒

 

 我ながら、良く脚が持ったよ。

 

 完走メダルを首から掛けてもらいます・・・重いと言うか・・・ズシッ!っと来るなこれ。

 

 

 テントで振る舞われていたそばを2杯、温かいねぇ・・・。
 中に入って着替えを・・・いや、上着1枚羽織って出ます。

 

 バスに乗り込み、出発する前にキリコが止まり演奏がありました。
 夏の祭りなのに、今日のために出されてきたのかな?最後までありがたいです。

 

 ラポルトすず到着。
 「・・・・・・これから片道6時間かぁ」

 

 

 

 

 

 あとがき

 

 まずは目標の一つ、
 大会前に右太腿・右膝打撲により負傷、と言う状態だったのですが、何とか完走まで辿りつけました。
 まぁ負傷していなくても練習不足、完走出来るかどうかは解らなかった状態です。

 

 そして二つ目、
 参加されているランナーの方に一人でも多く応援を、これもどうにか出来たと思っています。

 

 今回の能登半島 すずウルトラマラソン、私の中では大会盛り上げ役、一人でも多くの方に少しでも笑顔を作って頂ける瞬間があればの思い。
 実際やかましかったり、鬱陶しかったりしたかと思いますが、堪忍して下さい。

 

 上記懐古録、記憶薄れていく中での作成、忘れている事、前後している事もあるかと思いますが、そこは目つぶっていただければ。

 

 今思えば、痛みの記憶も薄らいで、良い思い出しか残っていない。良い大会でした。
 また数年後、参加したいと思います。

 

 

 最後に、

 

 大会関係者の方、ありがとうございました。また参加したいので、第10回までは大会継続、どうにかお願いします。

 

 ボランティアの皆さん、ありがとうございました。話されてると皆笑顔、気が楽になりました。カレーの1件、わがまま言って本当にすみませんでした。自然教養村のはっぴ着た少年、おじちゃん限界と思ってたけどやりきったよ(笑)

 

 珠洲市・輪島市の地元の皆さんありがとうございました。朝早くから応援されてる方、夕方寒いのに外出て応援されてる方、楽しい一時を過ごす事が出来ました。

 

 一緒に走られてたランナーの皆さん、ありがとうございました。まぁ一瞬の騒音公害だったんだなぁと言う事で、今回は許していただけないでしょうか?またどこかでやかましいな、と思っても「また、あいつか(笑)」の軽い気持ちで捉えていただけたらと思います。

 

 

 これで第21走目 第6回 能登半島すず ウルトラマラソン 終わりにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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