懇願!炎天下!!

待ちに待ったこの大会!去年は応援、今年は参加する側に

201800909_hakusan_shirakawago_top_page

 

 9/9()開催!!走るコースは100kmコースのみなんですね・・・初めて知った。

 

 AM5:00スタート(岐阜県白川村)で、制限時間は14時間(PM19:00、石川県松任総合運動公園)。

 

 ランナーズウェルネスさんの募集要項見ると参加人数は3000名と言う事です。
 飛騨高山とそんなに変わらない人数じゃ・・・凄いな。

 

 第5回大会から大きく変更になったコースはこんな感じです。

 

201800909_hakusan_shirakawago_course
 私が楽しみにしているのは、エイドにある「おもてなし」の文字♪
 ちょっとしたグルメツアーになりそうですね。

 

 なにせ第4回大会では堪能しました^^
 すんごい食べたから(笑)

 

 私のウルトラ当日の儀式、「牛丼を食す」はしなくてもいいくらいに何かと食べるものがありました。
 どうなってるのかな?楽しみです。

 

 そして海岸の夕日が見れるみたい。
 この夕日を見ながら走ってみたい♪ちょっと感動して泣くかもしれん(笑)
 年取ると涙脆くってね。

 

 大会当日は晴れの日希望ですね。

 

 今回も「おもてなし」エイドでは、たっぷりと食べて飲んで行きたいと思います。

 

 そして高低図はこうなってます。

 

201800909_hakusan_shirakawago_high_low
 20kmまで白山白川郷ホワイトロードを上り、そこからは急転直下って訳ではなく海に向かって下るコースなんですが・・・そんなに甘くないから。

 

 朝方は朝の気温とホワイトロードの木々の中と言う事もあり低めの気温、一転して昼間になれば炎天下となるこのコース。
 この朝と昼の温度差もありますが、体力の消耗度は相当なものかと。
 体力も削られて、距離と気温で精神も削られるとなると前に進むのが苦痛になる状況になりかねない。

 

 制限時間はこんな感じです。

 

201800909_hakusan_shirakawago_barrier_time

 

 制限時間までには何となくゴールまで行けそうな気がしないでもないんですが、去年の暑さを知っていると当日になってみないと解らない。

 

 まだまだ時間はあるので、白山白川郷についてはのんびり構える事に致します。
 (H30.4.1作成、懐古録については大会終了後このカテゴリーページに記載します)

 

 H30.9.16追記 懐古録出来上がりました。

 

 第6回 白山白川郷ウルトラマラソン 懐古録 

 

 「・・・・・・全然眠れねぇ・・・・・・」

 

 緊張しすぎて眠れない。
 頭に引っ掛かってるのは、制限時間14時間、後半ペースが遅くなった時に9分/kmで進める事が出来るのかどうか。

 

 体に染みついてる12分/kmの本州縦断ペース、もうここで払拭したい・・・それなら入りの上り20kmは8分/kmで入って、20〜60kmまで7〜8分/kmで進んで、60〜80kmは8分/km、80km以降は・・・これで間に合う?って言うか関門に間に合う?

 

 こんな風にコースとペース配分を考えていたら余計に頭冴えてきて、結局1時間も寝ていない。
 うつらうつらしたり考えたりしている内に起床時間。起きて準備しないと間に合わないので、シャワーを浴びて着替えます。
 シャワー浴びて少し目が覚めました。

 

 

 ウエストポーチの準備。今回はこれで。

 

 ・ばんそうこう(小) 3枚
 ・ばんそうこう(中) 2枚
 ・ばんそうこう(大) 2枚
 ・マキロンsキズ軟膏 1個
 ・風邪薬(プレコール) 2錠
 ・かゆみ止め(ムヒAZ錠) 2錠
 ・鎮痛剤(ロキソニン) 1錠

 

 これをビニールの密閉出来るチャック袋に。

 

 ・関門時刻&高低図&給水所が明記されているランナーズカード

 

 これもポーチの中に。

 

 ・携帯
 ・車の鍵

 

 これは駐車場に着いてからポーチの中に。

 

 以上です。

 

 

 身支度して宿泊先を出発。
 途中、チェーン店で牛丼を。これはいつもの事。
 それよりも土砂降りになってる雨が心配。白川郷に着いた時にはどうなってるんだろう。
 牛丼を食べて早々に店を出ます。ちょっと雨が凄すぎて運転が怖い。

 

 昨日もそうでしたが高速道路、飛騨清見から白川郷の区間、国道156号線の災害による通行止めの措置として無料区間になっていました。
 この区間の無料はでかい!!しかし雨は凄い!!!
 トンネル出てワイパーのタイミングによっては一瞬前が見えないくらいの大雨。

 

 けど白川郷に近付くにつれて雨足は弱くなってきました。
 このままの状態でスタート出来ればいいんですけど。

 

 白川郷を降りて、指定された駐車場に向かいます。
 駐車場、私が到着した時は結構空いてる印象。
 着いたのが4時30分頃だから車で来られた方は余裕で止められたんじゃないのかな。

 

 シューズに履き替えます。
 初の試み、on クラウド。

 

 私が住んでるスポーツ店に最近足を運んだ時、ランニングシューズのブースにonが並んでいました。
 取り扱っているのはクラウドとXとフロー(だったかな?)、3種類と言う事で。

 

 クラウド購入、色は前回履いてたフライヤーと似た様な色合い。
 今回はこれで100km完走を目標に。

 

 車内でTシャツを着替え、預ける荷物をまとめて会場に向かいます。
 今回ドロップバックは無し、スタートからゴールまで同じ格好で。

 

 会場のスタートラインを見るともう人で一杯!!
 私は後方からのスタートなので荷物を預けてトイレにでも。

 

 しきりにシューズ捜索の放送が流れていました。
 しかもHOKA。

 

 HOKAを選定してるって事は、着地に重きを置いてる方だと思うんです。
 けど間違えて履いてくのはちょっとねぇ・・・頂けないですよね。履いた瞬間に違和感で気付くと思うんだけど。

 

 給水所でお粥と味噌汁を頂きます。
 のんびり食べてる間も靴の捜索に偉い方の挨拶、スタートまでのアナウンスが流れてました。
 物足りないのでおかわりし、スタート後方位置に移動。

 

 何回もあくび、立ち止まると余計に辛い。
 スタート大きく出遅れてもいいので、どこかで10分間仮眠取れないかなぁ、と思いながら膝に手付いているとスタートカウントダウン。

 

 腕組みして待っているとスタートの放送、なんですが後方はなかなか動きません。
 歩いてスタート地点まで移動。
 走れる様になったのはスタート地点を過ぎた辺り。
 まぁ後方スタートはいつもこうだから。

 

 

 「あぁ〜・・・眠いぞこれ」

 

 

 走り始めだから尚更なんですが、体が起きて来ない。
 と言うか体が起きて来ない割に、周りのペースに巻き込まれている様な・・・これって8分/kmじゃないよな?
 どうも7分〜7分30秒/km。

 

 どうやらスタート失敗の様。
 60kmで沈む予感。

 

 初コースなんで物は試しにこのペースで行ってみる事に。
 白川郷の合掌造り、立ち止まって写真撮る方も。なんてったって世界遺産。そして楽しんでる感じが凄く良い光景^^
 朝早いのに外で応援されてる地元の方々。挨拶しながら進んで行きます。

 

 雨は降っていないのですが、何だか蒸し暑く感じます。
 指に流れる汗。

 

 合掌造りを通り過ぎてちょっとした上りに。
 上り、現状どれくらいの脚力なのか計りたくてペースはそのまま。
 スタートしたばっかりだからまだまだ、にしても体は重い・・・まだ蓋が開くまで時間掛かるみたい。

 

 上りだとわざとペース落とす方が結構目立ちます。
 そうですよね、まだまだ先は長い。
 これから長くて13時間以上も立ち続けなきゃいけないと思うと、ここで使い切る訳にはいかない。
 私は上り、お構いなしに進みます。

 

 上りも一段落、緩やかな下りを走りながら横の方に、

 

 

 「終わりましたね」

 

 

 と声掛け。
 その方が前を指差しました。
 見ると、遥か上の山に道が見える。

 

 

 「これからあそこまで行くんやぞ」

 

 

 と言われて、

 

 

 「これからかぁ。これで終わりと思いました」

 

 

 と軽い冗談を。
 解ってはいました。これで終わる訳はない。

 

 今まではウォーミングアップみたいなものでしょう、ここからの上りからが白山白川郷ウルトラマラソン。

 

 

 

 

 白山白川郷ウルトラマラソンに出る事にあたり、私なりにも目標が。

 

 

 ・スタッフや走っている皆が笑顔になる時を

 

 

 記録は脚の速い方にお任せ。

 

 記憶は仮装している方や物凄く頑張って走ってて心打たれる方に。

 

 私は、私と接した方が笑顔になってくれて、「白山白川郷ウルトラマラソン楽しかったなぁ」と思ってもらえる時があれば。

 

 「苦しくて辛い事しかなかった」でウルトラ初参加の方が今回で見切りを付けるのはちょっと。
 苦しくて辛くても、ちょっとした笑った思い出で良い思い出に人って変えられるから。

 

 だから今回、私は一人でも多く笑ってもらえる瞬間を作ります。
 「あいつ、何はしゃいでんだ?」と言われても構わない。
 馬鹿にされても別にいい。

 

 そうしないと白山白川郷ウルトラマラソン、6回開催まで来たのにこのまま迷走じゃ今後開催自体まずいかもよ?
 住んでる所から近い大会なんだから、無くなるのは困るっ!!(これが本音、と文章を濁す(笑))

 

 

 

 これから15kmくらいは続く上り、相変わらず体は重いままですがペース維持に努めます。
 まだ疲れもないし、意外にも前に進んでる感はある。

 

 この上り、7.7km馬狩料金所、13.7km蓮如茶屋、19.0kmとがの木台駐車場、と3ヶ所のエイドがあります。
 この3ヶ所のエイドではそれぞれ、飛騨牛乳、コーンスープ、おからドーナツ、とおもてなしが♪

 

 私は勿論、全て頂きました^^
 コーンスープは横にいる方と笑いながら。温かくて美味しいんですこれ。

 

 そしてこの上り、この大会結構会話を頻繁にしたスライムさんと上っていきます。
 何でスライムさんなのか?答えは簡単で頭にドラクエのスライムの被り物してるから。
 話していると良い方でした。自虐ネタも辞さず、って感じ。

 

 そしてこの上り、歩かれてる方多いです。
 けどこれ、正解なんです。

 

 ここで無理して後半駄目になるんだったら、ここは歩いて進むのが正解かもしれません。
 だからランナーが歩いてても違和感がないんです。
 この先、もっときつくなるんだから。

 

 私はこの時後半の事は考えずに、景色を見ながらのランでした。
 景色が凄く良いんです。

 

 おそらくあそこから走って来たのかな?って場所が小さく見えて、下に霧が出てたんですが雲にも見えて。
 見てる景色はちょっと幻想的。けど走ってるのは現実。
 一回ここを走ってはいるんだけど、今回は違ったイメージでした。

 

 紅葉の時期、もっと綺麗な景色かもしれません。
 因みに普段は自動車専用道路です。
 そんな道を走れるのもこの大会だけです・・・上りはなかなかの代物ですけどね。

 

 

 上りが終わりに近付く頃、周りの方に「あと何kmで終わりですよ」や「あと何m上れば終わり」と情報を聞きながら走っていると、上りどうやら終わったみたいで、コース最高標高地点(確かこんな風に書かれていたはず)、の看板が。
 写真撮られてる方もなかには。
 私今回、スタートからゴールまで写真は一切撮っていません。

 

 もうここで大体完走してもギリギリってのは予想ついてました。
 下手したら後半関門に引っ掛かる、とも思っていたくらい。
 もう後半落ちるのは確実、かといって今行く訳にはいかない。

 

 トンネルを抜けてしばらくすると、はっきり下っているのが解る道に。
 惰性で下ります。
 途中気持ち良くなって、口笛吹きながらの走り。
 そして眠たくなってきました。

 

 

 「たまらなく眠いっ!!」

 

 

 横で走られてる方に、下りが気持ち良過ぎて眠気すら感じる、と話して下って行きます。

 

 この下り、白山白川郷ウルトラマラソンのポイントの一つだと思います。
 着地をバンバン音させながら走る訳にはいかないのかも。

 

 あえて抑える走り、脚の温存、とでも言った方がいいんでしょうか?
 下りの着地衝撃は、自分が思っている以上に脚にダメージを残す可能性を秘めています。

 

 下る途中、下を見るとコースを走られてる方が。

 

 

 「おーい、おーい!!」

 

 

 と声を上げて両手を振りましたが・・・誰も反応してくれない・・・聞こえてないのかな?

 

 

 「誰も反応してくれない」

 

 

 と横の方に声掛けしてもう一度。
 いや、聞こえてない訳が無い。
 けどやっぱり皆無反応。

 

 

 「ガン無視された」

 

 

 と横の人に答えたら、横向いて笑い堪えてました。
 走っている方がまさか上から声掛けられてるとは思ってないか。

 

 エイド23.4km国見山、ここでトイレ休憩。
 実は今回トイレ休憩が多かった。
 体冷えていたってのもあるんでしょうね、その割には結構補給してたから。

 

 エイド出て、上の道走られてる方に声出して手振ると、ちゃんと返ってきました。
 いやぁ、凄い嬉しい。前コースの白山白川郷ウルトラマラソンを思い出す^^

 

 そしてすぐのエイド、ふくべの大滝。そうめんです、おかわりです。
 と言っても2杯で終わり。

 

 今回かなり補給抑えてます。食べ過ぎると眠くなりそうで。
 もう道端で寝る事に躊躇いが無くなった身としては、眠気は大敵!!

 

 まだまだ下るこのコース、抑え目で。と言っても勝手にペース上がってる感じが。
 下りに入ってから結構抜かれた様に思います。

 

 

 (今どれくらいで走ってるんだろう)

 

 

 横にいるお姉さんに尋ねてみると、大体5分40秒との事で。
 思わず、

 

 

 「速くない?」

 

 

 って聞き返してました。
 それは私基準にしたら速い訳で、このお姉さんにしたらどうってことないペースかも。

 

 このペースを尋ねた時のお姉さん、今大会を通じてスライムさんと同じくらい話しながら走った方なんです。
 後半ペース落ちるから今の内に行く、って事で先に行かれた時のスピードがとんでもなかったな。
 追い付ける気がしない。

 

 エイド32.5km白山林道石川管理事務所、スタッフの方にトイレを尋ねて2ヶ所あるから、と言う事で綺麗と思われるトイレの方へ。
 ここのエイドにはおろしうどん。3杯で終わりです。

 

 ここ、第1関門。無事に通過となりました。まずは一安心。
 しかしスタッフの方、元気です。補給するのが楽しくなる^^

 

 エイドを出て下りではなくフラットな道を感じる様になってきました。
 けどまだまだここから。って言うかこれから、って言った方がいいのかも。

 

 

 ここまで、

 

 ・上りは思い切って歩いても大丈夫
 ・下りは脚にダメージ大きく残らない程度にこなす
 ・第1関門 白山林道石川管理事務所 到着をなるべく9時頃を目安に
 ・下りからフラットな道に変わった時に脚の状態の確認、これからの進め方の再検討

 

 以上が白山白川郷、完走ギリギリ出来る瀬戸際ランの場合の感想です。

 

 

 一回走った事がある所だけにこの先どうなっているのかは大体掴めてる。
 そして解らないのは、白嶺小中学校を過ぎてから。

 

 

 「まっ、どうにかなるかな」

 

 

 このあたりからでしょうか、ポツリポツリと雨が。
 私は雨対策、今回ノープランで。
 雨降るのは解っていました。どうにでもなれ、と。こんな感じです。

 

 エイド41.0km一里野温泉、スライムさんが何か補給してました。
 現在頭が重いって事らしい(笑)
 良いネタ仕込んでるなぁと。ちょっと面白すぎて悔しいもんな(笑)
 そりゃ被り物、綿だろうから雨で濡れたら重くなるって。

 

 私はここで堅豆腐煮しめと報恩講汁を頂く事に。
 その後トイレ休憩し、出発。

 

 雨が段々と強くなってきた様な・・・体温まってるし、濡れながら走るのは今日が初めてじゃない。
 こつこつペースで淡々と。

 

 今回エイドがこまめに設置されています。
 おそらく5km切った間隔でこんなに公式エイドが出ているのはこの大会が初めてじゃないのかな。
 今年、猛暑の大会ならこのエイド設置、正解だったのかもしれません。
 それだけに今年の雨は悔やまれる。

 

 白嶺小中学校の横を通り過ぎ、ここから未体験ゾーン突入です。

 

 雨ラン、疲れてくるとマイナス方向に気持ちが行っちゃうんですよね。
 私はそうでした。
 けど今日だけ、と決まっているのなら何とか凌げそう。

 

 走っているとホワイトロードでペースを尋ねたお姉さんが「お兄さ〜ん」と横に。
 元気そうで良かった^^

 

 それからしばらく二人で並走。お姉さんと何話したのかな?
 思ったのは旦那さんは幸せ者だなぁと。
 愛嬌がある方なんですよ、生まれてからここに来るまで人との接し方、ずぅ〜っとこうなんだろうなぁと。
 解りやすく言うなら「思いやる優しさ」、そう感じました。

 

 お先に行かしてもらう事にして、雨の白山白川郷、もうこの先は下りと感じる所は僅か。
 エイド47.8km白山下サイクルステーション、第2関門です。

 

 時計を見ると11時過ぎたあたり、関門時刻が12:00だから1時間残しで今の所は大丈夫。
 ただ8分/kmペースより早いのが気に掛かる・・・やっぱり60kmが壁かもしれん。

 

 ここでもトイレ休憩、まぁ近いわ。
 トイレから出て補給場所に戻る際、痛そうな顔をして歩かれてる方が。

 

 

 「大丈夫?」

 

 「下りで脚使い切りました」

 

 

 顔見ると、途中でリタイアもありえそうな雰囲気。
 けど痛いの解ってても行くしかない。
 スタートしてしまったら、そういう世界だから。
 最悪、今年駄目でも来年がある。

 

 その方に一声掛けて、そばを頂く事に。
 1杯では足らないので、3杯ほどおかわりを。

 

 ここで座られてる方が結構目に付きました。
 ホワイトロードを越えてくるってのは、体にダメージを抱える物で。
 座って脚休め、これも先の事を考えると正解だと思うんです。
 場所によってはもう座る事も出来なくなるかもしれないし。

 

 私は食べ終わったら早々に出発。
 先が解らないコースなので、どこでどうなるのか見当がつかない。

 

 しかしこんな雨の中、傘差して応援してもらえる訳ですよ。
 なんだろうねぇ、結構な雨なのに・・・思うに走ってるより立ち続けてる方が体は冷える。
 頑張らない訳にはいかない。

 

 こまめにエイドに寄り、トイレ休憩と補給・・・どうなんだろ?ここまでトイレ休憩多いのなら、いっその事補給は飛ばし飛ばしで補給していこうかな、とも考えましたが・・・スタッフの方が頑張って提供してくれてるのにスルー出来ない・・・少しでも元取りたい(こっちが本音か(笑))

 

 そういえば、ういろう食べ忘れてるぞっ!!とか気付いても後の祭り。

 

 そして去年応援していた一つ目の場所へ。
 何となく選んだ応援場所だったけど、去年ここで正解だったかも。
 丁度苦しくなる所。

 

 あの時は暑かった。
 今はずぶ濡れ、どうにもならない。

 

 エイド59.9kmかわち保健センター、第3関門とドロップバック受け取り場所です。
 私は何も預けていないのでそばソフトを食べトイレ休憩。

 

 そしてここでした。走り始めるのも躊躇するくらいの叩きつける様な雨!!
 車だったらワイパーが追い付かないくらいの豪雨。

 

 それでも行くんです。
 スタートしてしまったら、そういう世界だから。

 

 ちょっと冷えを感じる様になってきました。
 どこかでレインウェアの調達を、と思っていたのですが、今までコンビニが無かった様な。
 この先もどうなのか解らない。

 

 「お兄さ〜ん」と声が。
 良く見るとお姉さん。今までと雰囲気違うな。

 

 

 「さっきのエイドで着替えていたから」

 

 

 「そうやったんやね。そりゃ解らないはずだわ」

 

 

 と言葉を交わし挨拶してお互いのペースに。
 しかし元気な人だな、ウルトラ慣れしてる。マイルレースか200kmくらいの大会出てるんじゃないのかな?

 

 私は本州縦断の事はあえて私の方から言わない様にしています。
 楽しかったのは確かなんだけど、この話はじっくり話せる時間が必要で。
 私の長話に付き合ってくれる人もいないしね。だから胸の内にしまっておく事に。

 

 60kmの看板が見えて来ました。
 時計を見て計算すると、トータルペース的には7〜8分/kmで落ち着いてる感じ。
 あと残りフル1回分。
 70kmまでこのまま行けないかな?

 

 けど脚の状態が思わしくない。
 両足裏の痛みに、脚の疲労感。
 もうこの時点で終わってました。

 

 エイド66.6kmパーク獅子吼、甘酒を貰い一休み。今日に限って言えば、暖かい甘酒が良かったかな。
 しばらくしてお姉さん発見、そしてスライムさん・・・被り物、微妙に変わってる。

 

 見るとスライムからキングスライムに(笑)
 声掛けて談笑。
 スライムさん良いキャラなんだよなぁ、けど私が思うにこの人強い。

 

 街中を通り抜ける際、橋の下見ると川が凄い増水。
 この先も雨に降られそうです。

 

 エイド69.4km十八河原公園、ここで予想外のコーヒー♪これが美味かった^^
 スライムさんと一緒に味わい出発。

 

 けど、「先に行ってくれ」との事で。
 スライムさんも相当脚にきている様子。

 

 私もペース上がりませんが、お先に行かしてもらう事に。
 ここから河川敷・・・しかし風と雨が強いな。

 

 エイド72.0km明島、ここでまたトイレ休憩・・・どうしたもんかな、病気か?
 ウェットティッシュどうぞ、と言われて早速手を拭き、お目当ての一つ、梨に手を付ける事に。美味いわぁ〜^^

 

 ここで梨食べているとスライムさんが。
 両手を上げてこっちこ〜い、とやっているとスライムさんが勘弁してくれと(笑) 

 

 笑って話してると今度はお姉さんが。
 同じ様に両手を上げてこっちこ〜い、とやっていると両手振って応えてくれました。
 ・・・・・・あっ、あかんっ、惚れてまいそう(笑)

 

 それにしてもまた二人に会えるとは^^
 少し休憩、スライムさんは先に行ってくれ、との事で。

 

 お姉さんは先に行く事に。

 

 

 「復活したら追い付くから」

 

 

 とは言ったものの、もうお姉さんに追い付く事はありませんでした。
 何回か「脚終わった」とか言ってたんですが、本当に終わったみたいで。

 

 周りに人はいるのですが、皆風と雨にさらされ、それに疲労が重なってる中黙々と進んで行きます。

 

 

 (確かもうすぐ去年応援していた場所じゃなかったかな・・・)

 

 

 先見るとまだまだ先の様な・・・良く解らない。
 結局去年応援していた場所は結構先の方でした・・・いや、近いのかもしれないんですが、ペースが落ちて凄く遠くに感じたんです。

 

 エイド85.3km石川ルーツ交流館、第5関門何とか通過。
 これで関門は全て通過。
 あとはゴールに向かうのみ。

 

 進めていると応援の方が、

 

 

 「大丈夫か?」

 

 

 と声が。

 

 私が、

 

 

 「寒いです」

 

 

 と答えたらレインウェア頂きました。

 

 まさかこのままゴールまで行かなきゃ、と腹括ってたから。
 凄く有難かったです。

 

 全然違うのは解ってるんだけど、もう完全に冷え切ってしまって。
 しかし動き続ければ温まってくるかも、走る姿勢はそのままに。

 

 しかしここからが長かったんです。
 もう脚が終わってる。

 

 ランニングフォームは維持してますが、歩きの方にも抜かれるくらいにまでペースはガタ落ち。
 私も歩こうかと考えましたが、歩くのが癖になるのが怖くて。

 

 90kmの看板が見えてきました、残り時間は2時間くらい。
 正直、このままじゃ完走は無理。
 周りの方もちょっとした焦りを感じている様です。

 

 私も上げれる所まで上げる事に。
 残り10kmからの距離、信号機にやたらと引っ掛かる。
 けどそれも含めてのこのコース。

 

 そして信号機に引っ掛かって待っていると・・・

 

 

 「何で?」

 

 

 「どうして?」

 

 

 スライムさん登場!!
 スライムさん、膝に来ているようで。
 残り時間を気にしながら、話しながらのラン。

 

 エイド98.8km千代尼通り商店街、あんころのあるエイド♪
 4個頂きました・・・本当はもっと食べたかった。
 「どんどん食べていいよ〜」と言われましたが、遠慮してしまいました。

 

 そして残り時間と距離を計算して、スライムさんとラン話を。
 次に秋田100kmウルトラマラソンに出られるとの事で・・・来月じゃなかった?

 

 制限時間13時間、どう?と誘われましたが、無理無理。
 まずはスピードを戻さないと。

 

 ゴールが近くに。
 スライムさんと一緒にゴールしようとなり、ゴールテープを一緒に。

 

 二つくらい信号引っ掛かっていたら終わってた。
 13時間56分37秒。

 

 雨の白山白川郷、これにて終了です・・・疲れた。

 

 

 

あとがき

 

 おそらくこれで今大会の私の流れ、間違っていないと思います・・・忘れてる事もあるんだろうけど。
 今回はいつもの懐古録とは違った形で残す事に。
 なのでちょっと短めに。

 

 この懐古録で何が言いたかったのか、強いランナーさんはともかく完走出来るかどうか、って方々の皆さんには周りを見てみてほしいと思うんです。
 一緒にゴール目指して頑張ってる方が一杯います。

 

 出来れば一言二言、お互い讃え合って完走してもらえたら。
 私の今回の懐古録、こういうウルトラマラソンの形もあるんだ、くらいの気持ちで読んでいただけたらと思います。

 

 懐古録には載せていないエイド、まだまだ沢山あるんです。
 それくらい今回の白山白川郷、エイドの数が・・・去年もそうだったのかな?

 

 とりあえず何とか完走と言う形は残す事は出来ましたが、課題がはっきり見えた大会でもありました。
 まずはちゃんと前日寝ないと駄目だ(笑)

 

 

 最後に、

 

 大会関係者の方、ありがとうございました。
 あの雨と風の中、一番きつい思いをしたのがスタッフの方々だったんじゃないのかなと思います。
 お陰様で完走目指して楽しく、苦しく走る事が出来ました。

 

 応援されてた地元の方、ありがとうございました。
 あの雨の中での応援は有難すぎる。ランナー冥利に尽きました。
 レインウェアは本当に助かった^^

 

 参加されたランナーの皆さん、ありがとうございました。
 一人でも多くの方に声掛け、こんな奴もいるんだな、くらいの気持ちで捉えてもらえたら。
 私は楽しい時を過ごす事が出来ました。

 

 特に、
 スライムさん、最後までありがとうございました。秋田頑張ってください(このブログサイト、見る事無いだろうけど)
 お姉さん、ありがとうございました。家庭とランの両立、大変ですが頑張ってください(勝手にイメージしてるし、見ていないと思う)

 

 

 これで 27走目 2018 第6回 白山白川郷ウルトラマラソン 終わりにしたいと思います。


 
トップページ メニュー詳細一覧 メールBOX